病気知らずは日々の予防にあり 誰しも病気になりたいわけがない!

看護師に必須な感染対策の詳細について

看護師は仕事の性質上、病気に罹患している人と接する機会が多いので感染のリスクが高い傾向があります。病気になると仕事に大きな支障が及んでしまう他、自身の体調も著しく損なわれるので効果的な感染対策が不可欠です。消毒をこまめに行う他、必要ではない患者との接触は避けるなど、仕事内容の見直しを図ることが重要になります。また、医療施設の衛生管理の改善も感染対策に必要なポイントの一つです。
消毒薬を定期的に散布する他、道具類も使い捨てに切り替えるのが効果的な感染対策です。院内感染の多くは道具の使い回しで発生することから、一回限りで廃棄する使い捨てを徹底することで重大な健康被害を防ぐことが可能になります。

看護師向けの感染対策は医療の現場を清潔に保つ以外に私生活にも注意を払うことが重要です。病院でいくら衛生管理に気を配っていても私生活に問題があると感染リスクが増大します。日々の暮らしの中で細菌感染を防ぐために、住宅の清掃や衣類の衛生管理は正しい知識を持って臨むことが大切です。
清掃の際は必ず消毒を行う他、水回りには強い殺菌作用がある塩素系洗剤を使うのが効果的な対処法になります。塩素系洗剤の代わりに漂白剤を使えばより安価で感染対策を講じることが可能です。衣類の衛生管理についても生地を傷めない消毒薬を使うことを心がけると共に、細菌が混在している埃が付着しないように静電気を防ぐスプレーを吹き付けるなど、住宅内部に細菌を持ち込まないように工夫するのが看護師に求められる姿勢です。自身の健康を守るためにも、看護師は細菌と日々戦っているのです。